広大な大地を走るアメリカのロードトリップや、オーストラリア大陸を一周するバンライフ(Vanlife)。あるいは日本国内での道の駅を巡る車中泊の旅。
RV(キャンピングカー)や自家用車を使った長距離移動は、時間や宿泊先の制約に縛られない最高の自由を与えてくれます。
しかし、広大な自然の中をひたすら走り続ける長旅において、ドライバーの疲労を分担するために「助手席や後部座席(ベッド)で交代しながら仮眠を取る」という行為は必須です。
この時、「俺が運転している間、お前は後ろで寝てていいよ。絶景のポイント(または目的地)に着いたら起こすから」という約束は、実は機能しないことが多々あります。
本記事では、複数人でのロードトリップにおける「交代のタイミング(目覚め)」を劇的にスマートにする、エリア連動のアラーム設定について解説します。
「着いたら起こして」が失敗する理由
運転手(起きている人)と、仮眠者(同乗者)の間で起こるよくあるトラブルがこちらです。
1. 運転手の「優しさ」による寝過ごし
運転手が「目的地に着いたけど、同乗者がものすごく気持ちよさそうに爆睡しているから、起こすのが可哀想だ」と気を遣ってしまい、そのまま起こさずに次の目的地まで車を走らせてしまうケースです。
これは運転手の優しい気遣いなのですが、起きた同乗者からすると「なんであの絶景ポイントで起こしてくれなかったんだ!」という理不尽な喧嘩の火種になります。
2. 運転手の強い疲労による「見逃し」
何時間も単調なハイウェイを運転していると、運転手もフラフラになり、道路標識や「交代のポイント」としていたインターチェンジを見落として通り過ぎてしまうことが多々あります。
後ろのベッドで寝ている同乗者は当然気づけず、2人して本来の目的エリアを何十キロもオーバーランしてしまいます。
ドライバーに依存しない「自己管理」の目覚まし
交代のポイントや、絶対に見たい絶景スポット、あるいは「このスーパーがある街に入ったら買い出しのためにお互い起きよう」といったルールを、属人的な「運転手の気合い」に頼るのは非常に危険です。
長旅のストレスを減らすためには、システムに管理を任せ、「運転手が同乗者を起こす責任を免除する」ことが重要です。
【解決策】自分のスマホに「エリア(フェンス)」を張って寝る
後ろのベッドで寝る同乗者は、「運転手に起こしてもらう」のではなく、自分のスマホを開いて、交代場所や目的地の街の周辺に「半径10km」などの非常に大きなGPSアラーム(フェンス)を張って寝ます。
車がそのエリアに侵入した瞬間、運転手が起こさずとも、同乗者のスマホが鳴って自発的に「あ、そろそろ着くね。運転代わるよ」と起きてくることができます。
これにより、運転手は「寝ている人を起こすタイミングを見計らう」という仕事から解放され、前方の安全運転だけに集中できるようになります。
車内を平和に保つシステム「WakePoint」
長期間のロードトリップを喧嘩なく「平和」に終えるためには、WakePointのような自動システムへのタスクの外部委託が必要不可欠です。「次のドライバー・チェンジのポイント」「絶対に寄りたい人気の道の駅」「買い出しが必要な最後の街」など。これらを地図上にピン刺ししておけば、WakePointが全地球測位システムを使って正確にエリア侵入を検知。同乗者を自発的に目覚めさせ、運転手のプレッシャーをゼロにしてくれます。
長旅における喧嘩の原因の多くは「疲労」と「責任の擦り付け合い」です。
GPSアラームを使って、目覚めの責任をテクノロジーに分散させることで、車内は常にリラックスした最高の旅行空間であり続けます。